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第10話 さがしものはなんですか

漏れ様「な、なんじゃこりゃあああああああ!!!1!!1!」
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朝、慣れた悪夢にウンザリしながら目覚めた漏れ様の隣には、一糸纏わぬ女性が横たわっていた。

え、え~と一分待ってください!!
あの・・・バーチャル世代の漏れ様としては心の準備の出来てない裸には対処しにくいんですう!!
???「ん~・・・うるさいなぁ」
目をこすりこすり漏れ様の布団に潜りこんでいた女が起き上がった。
よく見るとこの娘、頭に猫耳がついている。
漏れ様「まさか・・・ミスラ・・・なのか?」



猫娘は寝ぼけ眼で漏れ様の顔をまじまじと眺めていたと思や、開口一番
猫娘「あれ?オッサン誰?」
漏れ様「それはこっちの台詞だ。」
きょろきょろと辺りを見回した後、猫娘はすっと目を閉じて鼻をひくつかせた。
猫娘「変だな~、確かにご主人のにおいなんだけどなあ」
そう言いながら漏れ様の乳房に顔を近づけてくんくんニオイを嗅いでいる。
漏れ様「とっ、とにかく漏れ様から離れろ!
    つーか服着rあwせdrftgふじこ!11!!!」

まさかいつも自分が言われている事を他人に言う事になるとはwwwwwwwwww
猫娘「う”~んボクがご主人のにおいを間違える筈は・・・」
全く聞いてない様子で猫娘は鼻を漏れ様のあっちこっちに這いまわらせている。
漏れ様「ちょ・・・らめぇ!そんな所のにおい嗅いじゃ・・・らめぇ!!1!」

刹那、漏れ様は背筋に寒気を感じた。パニクッていたのがいっぺんに覚めるくらいの強烈な寒気を。


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お嬢「^^」

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お嬢「居候の分際で女連れ込むたぁいい度胸してるじゃない^^」
漏れ様「イヤ・・・漏れ様も何がなんだかさっぱり。」
猫娘の方はというと突如目の前で繰り広げられた残虐ファイトに言葉を失ったのか、呆然としている。
お嬢はそんな猫娘の方に向き直り、少しその様子を眺めた後一つの質問を発した。
お嬢「さて、貴女はどこから来たのかな?」
不安げにこちらの様子を窺っていた猫娘は暫く黙っていたが、少し落ち着いたのかぽつりぽつりと身の上を語りだした。

 要約すると、猫娘には彼女の持っていた「奇妙な鏡」の巡り合わせで出会った男―――「ご主人」がいた。
ushirosugata.jpg

二人はその奇妙な鏡が引き起こした「ある大きな事件」を協力して解決し、
その過程でお互いを欠かせぬ「相棒」と認識するようになった。
もっとも、彼女の方が大分レベルが低かった為、何事も「ご主人」に依るところが多かったらしいが・・・
(だから相棒であるにもかかわらず「ご主人」なんだそうだ。)
二人は事件が収束してからも連絡をとりあい、毎日のように一緒に旅をしていた。
猫娘「ご主人は『ずっと一緒だ』って言ってくれたんだよ。なのに、なのに・・・」
蜜月は永遠に続くかと思われたが、ある日を境に突然「ご主人」からの連絡が途絶えた。
連絡用の「魔法の貝」(シグナルパールの事だろう)にも全く応答が無い。
猫娘「それで、ボクご主人を探す事にしたんです。
   ご主人がボクに何も言わずいなくなるなんて、在り得ないから。」
「在り得ない」と断言した猫娘の眼差しは異論を許さない、強い確信の光に満ちていた。
その様子を見て何故か漏れ様の胸がちくりと痛んだ。
それから彼女の「ご主人」探しが始まった。彼女にしか判らない「匂い」を辿って世界の果てから果てへと・・・
猫娘「ノーグって街の匂いが一番新しかったけど、そこで匂いは途切れてたんです。」
手掛かりを失った彼女は仕方なくそのまま宿をとり、眠りについた。
その晩、猫娘は妙な夢を見た。

突如として床が裂け、抗い難いような力に引き寄せられ吸い込まれた。
呼吸が苦しく、金縛りにあったように手足も動かず目すらも開けられない。
いや、開けていたのかもしれないが、視覚はただ漆黒の闇を捉えるばかり。
もうだめだと思った猫娘は必死に「ご主人」の名を呼び続けた。

・・・どれだけの間、ご主人の名前を呼び続けただろう。
彼女にはそれが1日とも1年とも感じられた。
遂に力尽きようとしたその時、自分の脳裏に「ご主人」の顔が浮かび上がり、今度は一変して眩い光に包まれた。
金縛りとは全く逆の、自分が溶けて空気と融合していくような優しい解放感。
猫娘「(そうだ・・・この感触は・・・)」
光に包まれながら安堵して猫娘は意識を失った・・・

漏れ様「・・・で、目が覚めたら漏れ様の布団の中にいたってワケか?」
猫娘が悲しそうに頷いた。よく見ると目に涙が溜まっている。
おそらく「ご主人」とやらの話をしているうちに蜜月の日々を思い出してしまったのだろう。
猫娘「ボクがご主人の匂いを間違えるなんて・・・ご主人に・・・会いたい・・・」
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ついに堰が切れたように猫娘はめそめそと泣き始めた。
漏れ様「あ、イヤ、漏れ様ノーグは行った事無いから
     多分その「匂い」は間違ってないと思うぜ?」
女性の裸にも涙にも弱い漏れ様が慌てて慰めたが、聞き入れる様子も無く猫娘は泣き続けている。しかも目下最大の危機は、このトンデモ話を目の前にいる悪女戦隊リーダーが信用するかどうかだ。
元々ヴァナにいた漏れ様なら充分理解のできる話だが、これを異世界の人間、しかも螺旋状に性格の捻じくれ曲がった疑念の塊のような女に信用しろというのは、どう考えても無理があるんだよなあ・・・
そんな懸念を余所に、お嬢は至極あっさりと
お嬢「よくわかったわ。」
漏れ様「おいおい、そんなに簡単に信用していいのかよ?他人の事は言えねーけどさ。」
漏れ様がお嬢の立場だったら、嘘をつくなともう一回漏れ様をブチのめしている所だろう。
お嬢「それはアンタの視野が狭量なだけよ。真贋を決めうる要素は充分にあったわよ?
   第一この城の警備をすり抜けて、アンタが部外者を連れこめたって所から
   既におかしいもの。
   確率論で言えば異世界から人が突如現れた、という方が全然高いわよ。
   アンタという前例もあるわけだしね。」
漏れ様「それじゃあ最初から判ってて漏れ様をボコったのかよwwwwwwwwwww」
お嬢「ええ、そうよ」
しれっとお嬢が言う。抗議しかけた漏れ様を無視して、お嬢が続ける。猫娘が「異世界・・・」と呟くのが聞こえた。
お嬢「まずその娘、よく見るとカジート・・・猫科みたいな耳してるじゃない?」
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漏れ様「猫耳・・・ってミスラじゃないのか?」
お嬢「あんたの世界ではそういう種族がいるの?
    シロディールではそんな種族、存在しないの。
   最初は猫耳プレイかと思ったんだけど、作り物じゃないみたいだし。それと・・・」
屈むとお嬢は部屋の隅っこの床から何かを拾った。
お嬢「決定打はこれね」
その手に持っていたのは赤く光る宝石・・・いや間違いなくクリスタルだった
お嬢「これ、確か帝都の監獄から拾ってきた宝石と同じやつよね?
   若干物質の構成が違うみたいだけど、形状も破片ではなくて
   完全な固体を保っているみたいだし。」
猫娘「あ、それボクがご主人にシチュー作るために持ってた炎のクリスタルだ。
お嬢「これでアンタも納得した?」
漏れ様「まあ、な。」
クリスタルはこの世界には存在しないらしいから、物証を見せられては納得するより他は無い。どうやらこの娘も漏れ様と同じく次元の歪みに引き込まれ、ヴァナからこの世界に辿り着いたクチなんだろう。炎のクリスタルもその時一緒にこっちへ来たと考えられる。
お嬢はごく簡潔に猫娘へここが異世界である事、どういう過程でヴァナからこの世界へ飛ばされた可能性があるのか、漏れ様にしたときと同じ様に説明している。
猫娘「そんな・・・異世界って・・・でもボク・・・この先一体どうすれば」
泣き止みはしたものの、現状を漸く理解し始めたのか猫娘が途方に暮れた様子で呟いた。
目を真っ赤に泣き腫らした猫娘をあやすように、お嬢は猫娘の頭に手を置いた。
お嬢「安心しなさい子猫ちゃん。お姉さんも貴女のご主人探し、手伝ってあげるから」
漏れ様「ちょwwwwwそんな安請け合いして大丈夫かwwwwwww」
お嬢「天才錬金術師に不可能は無いのよ。」
ははん、と馬鹿にしたようにお嬢が笑う。
お嬢「・・・遂げられるものなら・・・想いは遂げさせてあげたいもの・・・」
ほんの一瞬だったが、お嬢の表情に悲しみの色が浮かんだように見えた。
漏れ様「ん?何だって?」
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お嬢「何でもないわよ。」
くるりと後ろを向いてしまったため、その表情を読み取る事はできない。
そのままの姿勢でお嬢が続ける。
お嬢「まだ確証があるわけではないけれど・・・
   この娘が『ご主人』って人をずっと想い続けてこの世界に来たのなら、
   その『ご主人』もこの世界にいる可能性が高いと思うわ。
   だからこの世界へ出口が開いた・・・うん、それなら合点がいくわね。」
自分の仮説に納得したようで、お嬢は大きく頷いた。
猫娘「ホ、ホントに!?」
一転して喜色満面で猫娘が独り納得しているお嬢にぴょんと跳びついた。
お嬢は苦笑しながら、懐からベルを取り出し、鳴らした。
お嬢「・・・まあ、今はまず部屋を用意するよりも先に服を着せないとね。」


程なくシャーリーさんが現れ、最初は猫娘の登場に驚いた様子を見せたものの
お嬢の注文を聞くと、あっという間に必要な物品を揃えてきた。
このあたりは流石、この城で家事一切を取り仕切っているというだけの事はある。
手際よく服を着せられ、猫娘は自室となる部屋へと案内される事になった。
猫娘「お邪魔しました、ご主人とにおいの同じ人。」
ぺこりと折り目正しく猫娘がお辞儀をした。
漏れ様「ああ、またな・・・サユ。」
漏れ様は手を振って応えた。何か朝だけで一日分の体力使い果たしたような気分だなwwwwwwwww



しばらくして、メイドに案内されながら猫娘
――――Sahyu Banjyao(サユ・バンジャオ)はある事に気が付いた。
10-up3.jpg

猫娘「(あれ?そういえばボク・・・)」



To be continued...

お、新キャラだー(^▽^)
そして、お嬢・・・優しいなぁ・・・(ホロリ
ところで、新タイトルにし、し、し、心霊が写ってますv-12
[ 2008/05/25 23:34 ] [ 編集 ]

>れらさん
はっはっは、いくら落ち武者フェイスだからってテベっちゃんを心霊なんて言っちゃダメですよwwwwwwwwwwwwwwww

新キャラは・・・猫耳キャラ作ったのでとりあえず後先考えず登場させてみました。
今はとても後悔している。
[ 2008/05/27 00:48 ] [ 編集 ]

NiceBoat.クソワロタwwwwwwwwwwwwwwwwwww
ザイモク様はそっち系のネタも大丈夫なんでつか?
[ 2008/05/28 14:01 ] [ 編集 ]

>774さん
特にネタの制限をした覚えは無いんですけどね。
[ 2008/05/29 22:08 ] [ 編集 ]

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