第7話 沈黙の帆船(中編)

お嬢に言われるまま表へ出ると、門の前で女の娘が待っていた。
よくよく見ると毎日料理作ってくれてるメイドさんだ。シャーリーって名前だったのか。
シャーリー「江頭さん、今日は宜しくお願いしますねー」
こちらの姿を確認して、ぺこりとお辞儀をするシャーリーさん。可憐だ…(石川○右衛門の真似をしながら)シャーリーさん

漏れ様「よろwwwwwつーか漏れ様の名前は江頭じゃなくてザイモクだからwwwwwwwww」
シャーリー「そうだったんですかー。お嬢様やノエルさんがそう呼ばれてたのでてっきり江頭さんがお名前なのかと思ってましたー。」
お嬢「え、そうだったの?」
漏れ様「藻前はちょっと待てwwwwwwwwwwwwwwww」

お嬢の説明によると漏れ様たちはBravil発の定期便に乗って帝都の市場へ行くらしい。
なんでもシャーリーさんは相当な目利きで市場界隈では「百目のシャーリー」と呼ばれ、彼女に教えを請いに来る者もいるとかいないとか…
とにもかくにも船は無事出港し、漏れ様達は甲板で潮風に当たっていた。
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シャーリー「この調子ですとお昼には着きそうですわねー」
漏れ様「船だとそんなに速いのか。」
泳いでいこうとした漏れ様ってwwwwwwwwwwwww
シャーリー「潮流の関係もありますからねー。今日は風向きも良いようですし。」
漏れ様「・・・」
シャーリー「あれ?ザイモクさんはなんで泣いてるんですか?」
漏れ様「いや、この世界に来て初めて普通の会話をしたなと・・・」
シャーリー「ザイモクさんって変な人ですねぇ」
口に手を当ててシャーリーさんが上品に笑う。ぱっと花の咲いたような笑顔だった。
いかん・・・漏れ様恋してしまいそうだwwwwwwwwwwwwwwww
この世界で家庭を築いてしまいそうだwwwwwwwwwwww

言うっ・・・・!
言うぞっ・・・・!!
将来ミリたん(※1)に使おうと思っていたが、必殺の口説き文句を今使うっ・・・!
日々研究を重ね尽くしたこのステキ台詞の前ではどんな女でもイチコロな筈っ・・・!

漏れ様「シャーリーさん、あなたと…合体しt」
しかしそれを遮るかのようなタイミングで甲板の方から怒声と悲鳴が同時に上がった。
シャーリー「あらぁ、何でしょう?」
??? 「おらおらぁー!大人しく全員船倉へ降りろ!!!」
悲鳴の上がった方向から乗客達が次々と逃げるようにこちらへ走ってくる。
その向こうには武装した厳つい連中が武器を構えて乗客を追い立てていた。
逃げようにもパニックになって逃げ惑う人の流れに巻き込まれ、気が付けば船倉に閉じ込められていた。
シージャック

上の階へ続く梯子の前には監視役らしい男が一人、陣取っている。
海賊「この船は俺達ゴリラギャング団が乗っ取った!少しでも変な動きを見せたら殺すからな!!」
周囲を威圧するように男が怒鳴るが、ゴリラギャング団てwwwwwwwwwwwwwwww
シャーリー「どうやらシージャックのようですわね…」
小声でシャーリーさんが漏れ様に耳打ちする。
リック「ヘイ、トム、他の船員は客室に全員閉じ込めたぜ!」
梯子の上の落し戸から声がして、もう一人仲間が降りてきた。
トム「リック、こっちも乗客は全員集め終わった。」
リック「じゃあオカシラの予定通りこの船は完全に俺達の手に落ちたってワケだな!」
トム「そうさ!そして身代金で大儲けってワケさ!」
リック「しかも分割・金利手数料は全部当社負担、ってね!!」
トム「ナイスジョーク!HAHAHA!1!!!!(←アメリカ笑い)」
ダメだこいつら・・・早く何とかしないと・・・
ハァイ、リック!

リック「身代金さえ貰えりゃお前等は無事に解放してやるからなぁ!それまで大人しくしてろよぉ!」
人質を睨め回していたリックとかいう海賊の視線が、シャーリーさんの所で止まった。
リック「ウホッ!いい女wwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
涎を垂らしながらリックは吸い寄せられるように、シャーリーさんににじり寄っていく。
トム「リック、この間人質には手をつけるなってオカシラに言われたばっかりだろ」
リック「よいではないかwwwwwwwwwよいではないかwwwwwwwww」
制止するトムに全く耳を貸す様子も無く、腰を前後に振りながらリックは彼女を押し倒した。
シャーリー「あ~れ~」
全く緊張感の無い悲鳴を上げるシャーリーさん。本当に「あ~れ~」とか言う人初めて見たぞwwwwwwwwwwwwwwww
しかしその悲鳴で興奮したのか、リックは余計荒々しく彼女に覆い被さった。
トム「おいおいリック、このブログは純真な少年少女だって見てるんだ、ぜ! 」
リック「大丈夫さトム、もしこれがうちのワイフ相手だったら発禁だろうけどな!
トム「そりゃそうだHAHAHAHAHA!!!!(←アメリカ笑い)」
イヤ、漏れ様サッパリ意味がわかんないんですけどwwwwwwwwwwwwww
リック「よーし、パパ(ピー)して(ピー)して(ピー)しちゃうぞ!!11」
マズい、ここは流石に助けに入らねば本当にアダルトブログになってしまうwwwwwwwwwwwww
…もうちょっと見ていたい気もするけどwwwwwwwwwwwwwwww
漏れ様が助けに飛び出しかけたその時だった
シャーリー「・・・術の真髄は・・・」
漏れ様「ん?」
彼女の両脚がするりとリックの腋から首にかけて巻きついた。
シャーリー「絶対的不利な状態、相手の下から繰り出される技ッ!」
必殺三角絞め
※イメージ図
漏れ様「ちょwwwwwwwテラノゲイラwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
ノゲイラがコールマンを沈めた時のような三角絞め(※注2)が完璧に極まっていた。
そしてガキッともゴキッともつかない骨の破砕音が響き、リックは床に倒れ伏した。
見ると、首が左肩とくっついてしまっているかのように曲がっている。
漏れ様「(なんちゅー脚力だ…)」
たった一瞬でこれだけ極められたらタップもできなかっただろう。
トム「こ、この・・・!」
あっけに取られていたもう一人が気を取り直して飛びかかろうとしたが、
台詞を言い終わりもしないうちにダーツが眉間に突き刺さっていた。
シャーリー「反応が遅いですわねえ・・・」
どうやら、シャーリーさんはスカート下の太股にダーツを仕込んでいたらしい。
即効性の弛緩毒でも塗ってあったのか、トムは床で痙攣しながら泡を吹いている。
そんな海賊には目もくれず、彼女は未だ唖然としている人質達に向き直った。
シャーリー「みなさぁ~ん、海賊はみーんなヤッツケちゃいますからここでじっとしててくださいねぇ~」
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一昔前のアイドル然としたガッツポーズと相変わらず間の抜けた声だったが、先程の様子を目の当たりにしているからか乗客たちは皆えらく従順に肯いた。
漏れ様「・・・なあ、今のって」
シャーリー「今の?」
漏れ様「海賊を絞め落としたやつ」
シャーリー「ブラヴィリアン柔術ですわ。メイドとして当然の嗜みですのよー」
漏れ様「さいですか・・・」
この世界のメイドは恐ろしいと思った。


(後編に続く)

配分間違えたwwwwww妙に長くなったから3部構成にするwwwwwwwwwwww


脚注
※1ミリたん・・・FF11のキャラクター、ミリアリア・ポーのこと。ミスラ。
※2三角絞め・・・相手の首と片腕を自分の両脚で絞める絞め技である。名前の由来は肩部の三角筋で頚動脈が絞まることから(wikipediaより抜粋)

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